生きているということ

年末に僕が大好きな人がこの世を去った。それを知ったのがついさっきのことだ。

人は、生きている実感を他人の死や自身の体調不良によってようやく気が付く。僕は今までそう思っていたのだが、他界された岩崎俊一さんの文書を読むときもまた気が付くのであった。岩崎さんの書く文章はとても読みやすい。それは、コピーライターという肩書を持たれているからであると思うが、他の有名なコピーライターの方々にはピンとくるような文章センスを感じない。岩崎さんは、すっと心の中に落ちてくるような読みやすい文章を書いてくれる。そして、その文章は次へ次へと読みたくなる。人と人のつながりや、生きること、どこか懐かしく大切にしたいと思うこと、多くのことを書き残してくれた。

僕は、岩崎さんの書く言葉・文章が大好きだった。もうこの人の書く文章を読めないと思うと、これから先どうしていけばいいのかわからない。同じように言葉を綴られる人が他にいるのだろうか。

生きているということは、どうしようもなく辛い。しかし、生きる喜びを見出すきっかけをくれたのもまた岩崎さんであった。

ありがとうございました。